もともとのシュウメイギクは、紅紫色ですが、写真のように白色のものもあり、これは陽光を受けてその純白の花が心に語りかけてくるようです。私たちはこのような汚れないものを持っていないためにいっそうこのような白い花に惹かれるのです。
主イエスがご自分の最期が近づいたとき、弟子たちを伴って高い山に上って祈られたがそのとき、イエスの服は「真っ白に輝き、この世のどんなさらし職人の腕も及ばぬほど白くなった。」(マルコ9:3)と、特にその白さが強調されています。
また、次の詩もまた、人間のうちなる汚れをどうにかして清め、真っ白な状態にして欲しいという切実な願いが込められています。
「…わたしの罪を払ってください。わたしが清くなるように。わたしを洗ってください。雪よりも白くなるように。」(詩編 51:9)
私たちは、このような純白の花に接するとき、この詩の作者とともに、この花のように清め、白くしてください、という願いを新たにしつつ見るのです。
〝今日のみ言葉〟より引用。
