聖書の中から
〇「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。」(ヨハネ福音書 14:27)
〇「平和のうちに身を横たえ、わたしは眠ります。主よ、あなただけが、確かにわたしをここに住まわせてくださるのです。」(詩編4:9)
「いのちの水」誌 2023年2月号 〝平和への道〟より引用。
人間の中にある動物的な本能的ともいえる本質は、自分中心ということです。自分を守ろうとし、自分が認められたい、ほめられたい、あるいは、自分の欲望を満たすために相手から何かを奪い取ろうとする、弱いものを餌食にする、自分の力を増やしてさらに支配を強めようとする…等々。
キリストは、「私は平和をあなたがたに残す。私の平和を与える。私はこれをこの世が与えるように与えるのではない」と言っています。
「平和」という言葉、この原語は、エイレーネーというギリシャ語です。そしてそのギリシャ語の背後にあるのが、ユダヤ人の言語であるヘブル語(*)です。