聖書の中から
〇「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」 (ヨハネ福音書3:16)
〇(略)「あなたを造られた主は今、こう言われる。恐れるな、わたしはあなたを贖う。あなたはわたしのもの。わたしはあなたの名を呼ぶ。水の中を通るときも、わたしはあなたと共にいる。大河の中を通っても、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。」(イザヤ書43:1~2)
「いのちの水」誌 2021年11月号〝見えること、見えないこと〟より引用。
このイザヤ書が書かれた時代においては、神の民とはイスラエルの民であったが、現在においては、ここでの呼び掛けはそのまま神を信じ、キリストを救い主と信じる人たちすべてに対して言われている。
キリスト者が信じる神とは、無限に広がる宇宙からこの地上の全世界、目に見えない細菌などの微生物を含めいっさいを創造された神であり、しかも完全な愛と真実をもっておられる存在である。 そのような神が私たちを創造された、作られたのであるゆえに、「恐れるな!」との力を込めた呼び掛けがなされている。
(文:T.YOSHIMURA、イラスト:投稿者)